マルチスクリーン ---- はじめてのMacBook (3)

MacBook 話の3回目。新しい環境は環境設定が楽しすぎて困る。Windows のときはではもうすっかり環境設定にあきて道具として使っていたのだけど、Mac はまだまだ新鮮で、いろいろ試行錯誤をして楽しんでいる。さて、今回はその中からマルチスクリーンについて書こう。

multiMonitor.png21インチの液晶モニターをつなげて MacBook 付属のモニターとあわせてデュアルモニター構成にしてみた。てっきり、独立した2つのスクリーンが存在してその間でスイッチができるようになる感覚かなと思っていたが、そうでなくシームレスな巨大な1枚のスクリーンになった。物理的な位置関係にあわせて MacBook を下側、21インチを上側に設定すると、マウスポインターを上に移動させると21インチのほうに入り、下に下げると MacBook に戻ってくる(逆だと激しく使いづらい)。アプリケーションのウィンドウを間において腹切り状態で表示することもできる。

シンプルなのはいいけど、欠点が2つあって、ひとつはマウスポインターの移動距離が長くなることで、もうひとつが、画面サイズが違うので、マウスポインターの移動中、電車の中からでていけないハチみたいにぶつかる箇所があることだ(2つの幅が違う矩形を上下に並べた図を想像してください。大きい方から小さい方に移動するとき端を通ろうとすると先に進めない)。移動距離の問題はポインターの軌跡の速さを速くすればいいし、ぶつかる問題もできるだけ真ん中を通ればいいのだけど。

物理的なマルチスクリーンのほかに、Mac OS 10.5 Leopard には標準で Spaces という仮想的なマルチスクリーン機能がついている。こちらはシームレスではなく完全に独立したスクリーンを複数表示を切り替えて使う。スクリーン1にはメールとブラウザをおいて、スクリーン2には DVD プレイヤーをおくというような感じ。シチュエーションごとに使うアプリが完全にわかれている人ならいいんだろうけど、あるときにはアプリA,Bをまとめて使って、またあるときはアプリB,Cをまとめて使う人には向かない機能だ。それにどのスクリーンにどのアプリを置いたかをある程度把握しておかなくてはいけない。いつもシチュエーションが混沌としていて、記憶の定かでないぼくには正直意味のない機能だった。

spaces.png改善の提案としては、ひとつは Spaces の全体状況がわかるペイン(今はキー操作やマウス操作で呼び出して一時的に全画面に表示される)を地図のオーバービューみたいに常に片隅に表示しておけるようにすること、もうひとつはすべてのスクリーンにも存在するウィンドウというのを設定できるようにすることだ。デフォルトが全表示ウインドウでもいいんじゃないか。

現時点で Spaces にはひとつだけうれしいのは、ウィンドウのドラッグがやりやすいことだ。マルチモニター環境だと、マウスの移動距離が短くて便利なのだ。そのためだけにSpacesを使うかは微妙だが。