RPG的演劇のパロディ、大衆演劇のパロディ、そして異形の幼い少女のいたいけな心を描いた?『ゴッチン娘』という3つの中編からなるオムニバス。 ...
岩井秀人の自分史演劇化シリーズの最新作。今回は、理不尽な暴力で子供たちを押さえつけてきた父親の死が描かれる。電話で母から呼び出されて病院にいってみると父親は見る影なくやつれて死に瀕していた。彼は家族全員が揃ったその日のうちに亡くなる。その死の裏には医療ミスがあったんじゃないかと原因を追及する中で自身が有能な医師だった父親の職業意識に触れ、遅ればせながら心の中で微かな和解を果たすというストーリー。いや和解というより理解というべきか。もちろん、それで過去の暴力を赦すわけではまったくないのだが。それにしても、こういう崩壊した家族の物語は特別な感情なしに見られない。 ...
独立した作品としての初演だった前回公演からキャストや映像を一新してのほぼ2年ぶりの再演。まだ記憶がそれほど風化してないはずなのに見にいったのは、前回冒頭10分を見逃してしまったからだ。実際はけっこう記憶の風化も甚だしかった。 ヒドミの部屋には悲惨な最期を遂げて成仏できずゾンビみたいになっている霊、三郎と虹郎が住みついている。三郎はヒドミのことが好きで、ゾンビは人間から愛されると人間になることができるときいてなお一層熱意をもやす。あこがれの男性ヨシヒロを部屋に連れてきたヒドミは、彼ら2人に隠れているよう言う。ところがヒドミの部屋で下着を盗んだり傍若無人に振る舞うヨシヒロをみた三郎は……。 ...
仲のいい同い年の男4人のたどる人生の軌跡を青春時代から死まで追いかけてゆく。山田は新卒入社した金融系の会社をドロップアウトしたあとAmazon的な会社に入社し、一生独身のまま過ごす。フリーターの森田は妻がでていったあと職場の後輩とつきあうが、妻が戻ってきて、三角関係に。やがて関係がばれてのっぴきならなくなる。津村はタレントとして活躍するが、酒で失敗が続き、新興宗教に入信する。鈴木は製薬会社の営業としてばりばり働き、一見幸福そうな家庭を築く。そして、それぞれの上に訪れる老いと死の影……。 ...
2002年に岩松了自身の演出、竹中直人、桃井かおり主演でみたときは軽い芝居だと思っていた。今日観て思ったのは、岩松了の書くセリフの困難さだ。 ...
映像と演劇がシンクロするハイブリッド演劇。リリカルな映像と詩情がすばらしい凝縮された60分間。散歩中に迷って10分遅れたのが痛恨だった。ぜひ、もう一度みたい。 ...
ちょっとだけみてすぐ離れてしまったハイバイの芝居をまたみてみようと思ったのは、岩井秀人の役者としての面白さによるところが大きい。妙に弁が立って時折攻撃的になるんだけど、いがかわしくて小心で女々しくてという役を演じさせたらピカイチ、彼が出てくるだけでおかしくなってしまう。このおかしさは、実は彼が作、演出する作品全体を流れているものなのではないかと気がついた。 ...
作・演出:岩井秀人/こまばアゴラ劇場/自由席3200円/2011-01-29 18:00/★★★ 出演:岩井秀人、松井周、内田慈、平原テツ ...
作・演出:岩井秀人/東京芸術劇場小ホール1/自由席3300円/2009-10-03 19:00/★★ 出演:猪股俊明、菅原永二、吉田亮、青山麻紀子、金子岳憲、上田遥、永井若葉、町田水城、平原テツ、大塚秀記、堀口辰平、用松亮 ...
作・演出:岩井秀人/こまばアゴラ劇場/自由席2800円/2009-06-06 19:00/★★ 出演:金子岳憲、有川マコト、岩瀬亮、小熊ヒデジ、斉藤じゅんこ、坂口辰平、永井若葉、岩井秀人 ...