規則動詞

前回は非常に不規則に活用する動詞を紹介したので、今回は逆に整然と規則的に活用する規則動詞と呼ばれる動詞を紹介しましょう。規則動詞には第一群と第二群とよばれる二つのグループが存在します。動詞の数ベースでいうと、かなりの割合の動詞がこのグループに入るのですが、よく使う動詞ほど不規則に活用するのが実情だったりもするので、使用される割合でいうとせいぜい半分程度かもしれません。ただ不規則動詞の活用を覚えるときに、すべてを覚えようとするのではなく、規則動詞との違いのみを覚えるようにすれば、少し楽ができるかもしれません。 ...

êtreとavoir

今回は二つの基本的な動詞êtreとavoirを紹介します。 être êtreは英語でいうところのbe動詞。属詞をとって「~である」という意味になったり、単独で「いる」、「ある」という意味になります。 ...

人称代名詞

今回は一人称、二人称、三人称の各人称を指す代名詞を紹介します。 主格 まずは主語として用いる場合です。 単数 一人称 (わたしは) <th> 二人称<br /> (君は) </th> <th> 三人称男性<br /> (彼は、それは) </th> <th> 三人称女性<br /> (彼女は、それは) </th> je <td> tu </td> <td> il </td> <td> elle </td> 複数 一人称 (わたしたちは) <th> 二人称<br /> (あなたは、あなたたちは) </th> <th> 三人称男性<br /> (彼らは、それらは) </th> <th> 三人称女性<br /> (彼女たちは、それらは) </th> nous <td> vous </td> <td> ils </td> <td> elles </td> jeは次に母音または無声のhが来る場合エリジョンしてeが消えます。 二人称単数は親しい間柄でしか用いません。あまり親しくない場合は代わりに二人称複数を用います。 三人称男性形は人だけでなく男性名詞であれば何にでも使います。三人称女性形も同様。 例として「~はりんごが好きです」を各人称でいってみます。 ...

指示代名詞と指示形容詞

指示代名詞 ここでは英語のthis, that, these, thoseに相当する言葉を紹介します。 実はフランス語ではこれらはすべて一語"ce“で表すことができます。 ...

前置詞

英語同様フランス語も名詞の格変化がないので、前置詞が大活躍します。今回はまずそれら前置詞から代表的なものを紹介しましょう。 à 英語ではatまたはto。(方向)~へ。(場所)~に。(時間)~に。~に対して。~のもの。 例)à Paris(パリへ)、au Japon(日本へ)、à la gare(駅に)、à deux heures(二時に)、au ...

コラム:フランス語における男女平等

人の職業、地位、国籍などを表すフランス語の名詞にはたいてい男性形と女性形があります。たとえば、男性のフランス人は"français"で、女性のフランス人は"française"です。ところがこれには例外があって、“professueur”(教師)、“ministre”(大臣)、“président”(大統領)、“sénatour”(上院議員)、“ambassadeur”(大使)、“chancelier”(総裁)などは男性形しかなく、たとえ女性の場合でも、“un”、“le"など男性名詞用の冠詞をつけていました。女性がこれらの地位を占める場合には、“Madame le professueur"というように頭に"Madame"をつけて女性であることを示していたようです。 ...

性と数の例外的な活用

名詞と形容詞は性と数で活用するといいましたが、いくつか例外的な活用をするものがあるので、それらをまとめて紹介してしまいます。 語尾 <td> 女性形にするには </td> <td> 複数形にするには </td> -s <td> -se </td> <td> -s(変化せず) </td> -x <td> -se </td> <td> -x(変化せず) </td> -eau <td> <strong>注</strong> </td> <td> -eaux </td> -al <td> -ale </td> <td> -aux </td> -e <td> -e(変化せず) </td> <td> -es </td> -er <td> -&egrave;re </td> <td> -ers </td> -en -on <td> -enne<br /> -onne </td> <td> -ens<br /> -ons </td> 注:語尾が-eau, -ou、-auで終わる形容詞は、第二形といって別の形を持っていることがあります。母音や無声のhではじまる男性名詞の前ではそちらが使われます。また女性形になる場合も、第二形の方を変化させます。例えば、beau(美しい)の第二形はbel、女性形にするときはこちらを変化させて、belleとなります。 ...

形容詞

形容詞の使い方 基本的には英語と同じような使い方です。つまり以下の2通りあります。 名詞を修飾する。 être(~である)、devenir(~になる)などの動詞の後について意味を補完する。 動詞についてはまだ紹介していないので、ここでは1.の使い方のみ説明しますが、以下で説明する「性と数の一致」という法則は2.の場合でもあてはまるので、覚えておいてください。 ...

冠詞

フランス語の冠詞には、不定冠詞、定冠詞、部分冠詞の3つがあります。不定冠詞は英語でいうと"a"で、一般的なものや、不特定のものにつきます。定冠詞は英語でいうと"the"で、特定されているものや一つしかないもの、ぼんやりと全体をさす場合などにつきます。この辺は英語と同じなので詳しく説明しません。 ...

名詞

フランス語のボキャブラリ 同じインドヨーロッパ語族というグループに属していても、フランス語というのはラテン語系の言葉、英語というのはゲルマン語系の言葉ではるか昔に枝分かれした言葉です。普通に考えれば、似たような単語などはあまりないはずです。ところが、イギリスは11世紀から12世紀にかけて、ノルマン人とよばれるフランス語を話す人たちに征服されていた時期がありました。この時期にフランス語の単語が英語の中にどっと流れ込んできたのです。したがって、今でも、英語とフランス語で同じかとてもよく似ているスペルの単語が多数あります。もちろん発音は異なるわけですが。 ...

あいさつと敬称

あいさつ “Bonjour”(ボンジュール)は「こんにちは」です。朝でもやはりBonjourで、フランス語では「おはよう」にあたる言葉は特にありません。 ...

日付と時刻

曜日 週はsemaine(スメーヌ)といいます。フランスでは週の最初は月曜日です。 月 <td> 火 </td> <td> 水 </td> <td> 木 </td> <td> 金 </td> <td> 土 </td> <td> 日 </td> lundi (ランディ) <td> mardi<br /> (マルディ) </td> <td> mercredi<br /> (メルクルディ) </td> <td> jeudi<br /> (ジューディ) </td> <td> vendredi<br /> (ヴァ<sub>ン</sub>ドゥルディ) </td> <td> samedi<br /> (サムディ) </td> <td> dimanche<br /> (ディマ<sub>ン</sub>シュ) </td> 英語のように先頭文字を大文字でなく、小文字で書くことに注意してください。 ...

1から10 今回は数の数え方を説明します。まずは基本中の基本1から10まで。 1 <td> 2 </td> <td> 3 </td> <td> 4 </td> <td> 5 </td> <td> 6 </td> <td> 7 </td> <td> 8 </td> <td> 9 </td> <td> 10 </td> un <td> deux </td> <td> trois </td> <td> quatre </td> <td> cinq </td> <td> six </td> <td> sept </td> <td> huit </td> <td> neuf </td> <td> dix </td> アン <td> ドゥー </td> <td> トゥルワ </td> <td> カトゥル </td> <td> サ<sub>ン</sub>ク </td> <td> スィス </td> <td> セット </td> <td> ユィット </td> <td> ヌフ </td> <td> ディス </td> クラシックバレーの練習でリズムをとるときに使われるので、un, deux, troisまでは誰もが知っていると思います。quatre saison(四季)のquatre。sixはシックスではなくシスです。ノストラダムスの予言騒ぎのときに話題になりましたが、September(フランス語ではseptembre)は意味としては7番目の月です。 ...

子音の発音

子音の発音は基本的にローマ字通りです。そうでないものだけ説明します。 b 次に無声子音(“s”, “t"など)が続く場合はプと発音します。 例:“absent” 「アプサン」 ...

母音の発音

フランス語には単語ごとに定まったアクセントはありません。言葉の流れの中で自然に強弱をつけて発音します。それがフランス語独特の流れるようなリズムの所以かもしれません。 ...

アルファベット

フランス語のアルファベット(フランス語の発音で言えばアルファベ)は英語と同じです。早速読み方を紹介しましょう。 A a <td > ア </td> B b <td > ベ </td> C c <td > セ </td> D d <td > デ </td> E e <td > ウ </td> F f <td > エフ </td> G g <td > ジェ </td> H h <td > アッシュ </td> I i <td > イ </td> J j <td > ジ </td> K k <td > ケ </td> L l <td > エル </td> M m <td > エム </td> N n <td > エヌ </td> O o <td > オ </td> P p <td > ペ </td> Q q <td > キュ </td> R r <td > エール </td> S s <td > エス </td> T t <td > テ </td> U u <td > ユ </td> V v <td > ヴェ </td> W w <td > ドゥブルヴェ </td> X x <td > イクス </td> Y y <td > イグレク </td> Z z <td > ゼッド </td> Wは英語ではdouble Uですが、フランス語ではdouble Vです。フランス語の方が文字の形から見れば正しい呼び方です。Yは" I grec"、つまりギリシャ語の"I"といいます。 ...

はじめに

別に大学時代仏文専攻だったわけでも、幼い頃フランスに住んでいたわけでも、フランス人の親しい友だちがいるわけでもなく、それどころかフランスに行ったことは一度もないのですが、なぜか大学時代第二外国語で選択したフランス語をいまだに覚えています。このまま、フランス語に関する知識をぼくの頭の中で眠らせておくのはもったいないので、たたき起こして、必要としている人に役立ててもらおうというコーナーです。 ...