2009/2010
別に毎年そうしているわけじゃないけど、気が向いたので、過ぎ去りし2009年を振り返るとともに、2010年への展望を語っておこうか。
2009年に買ったもの
Pentax K-7とiPhone。K-7の方はK10Dからのアップグレードなので、着実に画質がアップし、失敗する確率が減ったものの、それ以前にもう少し技術と意欲がないとしかたがないと痛感した一年だった。それに比べると iPhone をもったことによる変化は革命的だった。PCの情報をそのままシームレスに外に持ち出せることになったことが大きい。あとで触れるが twitter でつぶやく回数が大幅に増えた。
2009年の散歩
散歩として記録したのは114回。歩く範囲は徐々に広がっている。iPhone に歩いた経路を記録するアプリケーションをインストールしたことで、今までみたいに、散歩の時に経路を記憶しておく必要がなくなった。従来はどうしても覚えやすい道を歩こうとしてしまったので、自由に道を選択できるようになったのはかなり大きい変化だ。
2009年のマイブーム
これはやはり twitter かな。twitter は一応2007年4月からはじめていたのだが、本格的につぶやくようになったのは2009年後半からだ。iPhone という道具を手に入れたことも大きいが、それ以上にユーザが増えることで、つぶやきの型みたいなものができてきて、それに乗ってつぶやけばいいということがわかったことが大きい。反面 RSSリーダーをみる機会ががくんと減って、他の人のブログなどをあまり読まなくなってしまった。
2009年に読んだ本
読んだ本は(上下巻にわかれているのも1冊と数えて)34冊。あまり読書に身が入らない年だった。大作が多かったというのもあるが読んだ本の数も例年に比べて少ない。ただ、最後に読んだ川上未映子『ヘヴン』、東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』は、物語の力を再確認させてくれた。その流れで2010年はもっと物語の中に没入したい。そして、読書する時間や機会を日々の生活の中でもう少し増やすことをこころがけたい。そうしないとせっかくの読書体験が散漫になってしまうことにようやく気がついた。
2009年にみた演劇
29本。2008年ほどではないがなかなかのペースだ。ただ、今まで定期的にみてきた劇団はじり貧で半休止状態になるか、よりメジャー指向になるかどちらかになりつつある。それで未知の劇団の芝居をはさみこむようにしているつもりではあるが、アンテナが低いせいもあって、なかなかこれはというのに出会っていない。そんななか2009年の最大の収穫は柴幸男ひきいるままごとというユニット。10月にみた『わが星』は2009年最高の一本だった。
2010年に向けて
2009年はなんか悪い意味で行動パターンが最適化されてしまった年だった気がする。散歩が楽しいから散歩だけする、ほかのことはしない、みたいな感じで小さくまとまってしまった。2010年はもっといろいろ広げていく年にしたい。それで新年早々、散歩をやめて映画をみることからはじめてみたが、はてさてどうなることやら。