KAAT×地点『忘れる日本人』

これまで見た地点はほぼ海外戯曲か海外小説をベースにした作品だったが、今回は日本の新進作家の新作の上演だ。地点にかかるとなんでも切り刻んでミンチにされて元の作品の形はかなりとらえにくくなるものなので、ひょっとして戯曲ではストレートな会話劇だったりするのかと思ったが、どうやら舞台でみた以上に長大でとらえどころがなく観念的な台詞が飛び交う作品のようだ。頭の中を整理するため、戯曲が売っているなら買って帰ろうと思っていたが、地点が発行している雑誌に現在連載中で次の号で完結するとの由。舞台化したのはその抜粋らしい。 ...

地点+空間現代『ミステリヤ・ブッフ』

どんな材料を使ってもみじん切りにして餃子になってしまうのが地点の芝居だ。今回はその餃子に生演奏がついている。 もともと地点の芝居は観念性はほとんどなくて、ほぼ身体性で構成されているのだけど、音楽が加わったことで、さらに際立った。途中、音楽的な興奮がとても高まる箇所があり、ちょっと感動した。そこをクライマックスにしてもう少し短く切り詰めてもよかったもしれない。 ...

地点『光のない。』

ハプニング的にみにいくことにした舞台。その分情報が足りてなくて(いつものことだが)、昨年みた『光のない。(プロローグ?)』と混同して、その別バージョンだと思っていた。テーマとスタイルは共通しているが別のテキストだった。 ...

地点『悪霊』

つい最近『悪霊』を読んだタイミングで今回の上演。グッドタイミングというしかない。 長大な小説だし、地点なので、ストレートな演劇化ではない。舞台には雪が降っていて、池に見立てられたとおぼしき中央の沈み込んだ穴のまわりを安部聡子さんがハイペースでジョギングしているシーンからはじまってまず舞台の美しさと奇抜さに度肝をぬかれる。彼女には物語の語り手G(小説では男性でほとんど描写らしい描写はされていない)の役柄が割り当てられていて、そのほかの俳優にも小説の登場人物が割り当てられているが、その役柄を演じるというのでなく、なんというかむしろリーディングに近い。その人の言葉を独特な抑揚や発音で読むのだ(Gに顕著だがたまに他の人の言葉を読んだりもする)。登場人物たちはほぼジョギングをしているか互いに柔道の組み手のようなことをしている。 ...

地点『あたしちゃん、行く先を言って -- 太田省吾全テクストより --』

構成、演出:三浦基/吉祥寺シアター/指定席3500円/2010-01-23 19:30/★ 出演:安部聡子、石田大、大庭祐介、窪田史恵、小林洋平、谷弘恵 ...

地点『桜の園』

作:アントン・チェーホフ(神西清訳)、演出:三浦基/吉祥寺シアター/指定席(『三人姉妹』との)セット券6500円/2008-10-18 19:30/★★ ...

地点『三人姉妹』

作:アントン・チェーホフ(神西清訳)、演出:三浦基/吉祥寺シアター/指定席(『桜の園』との)セット券6500円/2008-10-11 19:30/★★★ ...

地点『雌鳥の中のナイフ』

作:デイヴィッド・ハロワー(訳:谷岡健彦)、演出:三浦基/アトリエ春風舎/自2500円/2005-01-01 19:00/★★ ...