冒頭、主人公のみる夢の中から(インターバルを経て)別の人の夢(それが夢であることはあとからわかるのだが)に移る描写がとてもよかった。夢の中のおじさん、たかおちゃんのキャラクターがいい。 ...
同性カップル主軸の群像劇だ。人間関係を整理すると、まずメインの同性カップルのさち子と祥子。さち子は元ヘテロで別れた夫との間に娘灯がいる。過食症になった灯をさち子がひきとることになり、ふたりの間に波風が生じる。彼らの下の世代の同性カップル夏来と珠美はさらりと描かれるだけ。珠美が勤める会社のデリカシーがない先輩社員玉田は人間関係のハブの役割を果たしている。やはり同量の芽依子を友人の原口に紹介するが、原口は実はゲイで片思いの男性ぽんちゃんがいる。本多はヘテロで自分の家を避難所として利用している永未に好意をもっているがそれを言い出せない。永未はライターで祥子たちを取材する。ほかに、芽依子の妹七菜とバーのマスター風太。 ...
初3311。かつて学校の教室だった凝縮された空間での観劇。隣の「教室」でパーティみたいなことやっているからどうなることかと思ったが、開演と同時に撤収してくれた。 ...