もともとはユヴァル・ノア・ハラルの『サピエンス全史』の舞台化という話だったけど、幕が開いてみると、ダイレクトな舞台化というわけじゃなく、参考文献的な扱いになっていた。だが、インスピレーションの大きな源なのは間違いない。どうやって舞台化するんだろうと思ってたが、思った以上に「忠実な...
タイトルが長い! 何より哲学者、しかもその人生だけでなく哲学にもスポットライトをあてる演劇を作るという試みが素晴らしい。「およそ語り得ることについては明晰に語られ得る/しかし語りえぬことについて人は沈黙せねばならない」という彼の主著『論理哲学論考』の末尾のあまりにも有名な言葉。結構...