山本貴光+吉川浩満『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』

ストア派の中心人物のひとりエピクテトスの思想の入門書。彼は紀元1世紀中頃から2世紀中頃、帝政ローマ期にギリシアで活躍した哲学者で、もともと奴隷の出身から身を立てたといわれている。 ほぼ著者二人のかけあいで構成されているのでとても読みやすい(そして、なんとエピクテトス自身まで登場する...