宮崎企画『つかの間の道』

今年初観劇。 三組の人々のある一日を描いている。特に大きな出来事が起きるわけではないが、それぞれ人の同一性が揺らぐ(例えば連絡が取れなくなった友人と瓜二つの別人と会って行動を共にするなど)ような思いを感じて、そのことで少しだけ癒される。テーマが保坂和志の小説に重なるように思えた。 作...